夜勤のある職種が増えた現代。
工場で働く方や、看護師として働く方。
夜勤で働いてくれている方がいるからこそ、助かっている方も多いでしょうが、そんな現代だからこそこの悩みを抱えている人を少なくありません。
特によく耳にする話ですと、夜勤が辛いと感じているため夜勤ができる看護師が減っているという話でしょう。
今回は、そんな『夜勤ならではの苦痛』についてのお話をしていこうと思います。
目次
夜勤で感じる苦痛の種類
苦痛①睡眠障害
夜勤をすることによって様々な苦痛があるとは思いますが、特に多いのが睡眠障害ではないかと思います。
労働基準法によって決められている夜勤の時間とは、午後10時から午前2時。
この時間は睡眠の『ゴールデンタイム』と呼ばれる時間で、疲労回復で活躍するホルモンや睡眠の質を良くしてくれるホルモンがたくさん放出する時間になります。
この時間に眠ることが難しい夜勤従事者は、睡眠のリズムが崩れやすくなるので体調を崩したりしやすいのです。
苦痛②体調を崩しやすくなる
次いで多いのが『体調を崩しやすくなること』でしょう。
先程の睡眠障害と似ているところがありますが、睡眠障害によって引き起こされたのがこの症状だと思います。
睡眠には免疫力を高めるといった役割もありますので、その力が落ちてしまうと風邪をひきやすくなったり、病気になった時になかなか治らず辛い思いをすることがあるかもしれません。
苦痛③友達と遊びに行きづらい
これは当てはまる方が限られているかもしれませんが、夜勤で働いている方は『友達と遊ぶ約束がしづらい』といった悩みをお持ちの方もいるようです。
特に若くして夜勤の仕事をすることになった方に多いかと思いますが、遊びたい盛りの時に遊ぶタイミングを合わせられないというのは精神的に辛いことかもしれません。
夜勤はお給料が高いイメージがありますが、使うタイミングを逃し貯めこんでいるだけという方のお話もよく耳にしますね。
夜勤を乗り切るためにするといいこと
さて、夜勤をしている方がよく感じていらっしゃることを中心にまとめてきました。
ですがここで皆さんが気になることは、『夜勤を乗り切るための方法』ではないでしょうか?
夜勤の辛さは、夜勤を経験されたことのある方には身に覚えがあることのはず。
しかし、夜勤を乗り切る方法をご存じない方は多いのではないかと思います。
そこで夜勤を乗り切るための方法を記していこうと思います!
方法①睡眠の質を高める
まず最初にできることとは『睡眠の質を高めること』です。
夜勤明けは疲れがたっぷりと溜まっているので、たくさん寝たくなりますよね。
でもここで少し我慢!
寝すぎてしまうということは逆に身体によくないのです。
太陽の光を浴び、身体を動かすことで睡眠の質を変えることができますので、最初はうまく眠れないかもしれませんが睡眠時間を3時間に抑え、昼間にあまり寝ないようにしましょう。
方法②食べ物を考える
続いて大事になってくるのが『食事』になります。
夜勤をしている方は食事を摂る時間も偏ってきますので、工夫が必要です。
疲れている時ほど人は甘いものが欲しくなりますよね。
そんな時にチョコレートやクッキーなどの甘味をたくさん摂ってしまってはいませんか?
夜勤の日の食事で大切なのは、『カルシウム』と『タンパク質』です。
それらを決まった時間に摂取することで胃腸の調子を整えることができます。
それと太りにくくなるといったメリットもありますので、ぜひ時間を決めて食事をしてみてください。
まとめ
さて、夜勤の苦痛や、その苦痛を少しでも和らげる方法を順に見ていきましたがいかがだったでしょうか?
人それぞれ悩みは違うかもしれませんが、一番大切なことは、やはり『しっかり眠ること』だと思います。
睡眠にはストレス解消の効果があると言いますので、ぜひ質の高い睡眠を取り、元気にお仕事に向かってくださいね!