・布団に入る前の行動
・リラックスする
・環境を整える
目次
そもそも夜勤明けはなぜ寝れないのか
夜勤明けは太陽が昇る朝です。そこから活動を始めるのが人間本来の生き方ですが、夜勤は夜中に働くお仕事。そのため昼夜逆転を強いられます。
働いた後は身体も疲れていて、すぐに眠れそうですが寝なくてはいけない時間に動かした身体は活動モードからリラックスモードにうまく切り替えできません。
布団に入る前に気をつけたいこと
1,入浴する
交感神経が働いてしまっている夜勤明けは、身体も心もリラックスできる入浴がおすすめです。37度~40度くらいのぬるめのお湯に20分ほど浸かりましょう。
お風呂から上がったら90分後に布団に入るのがベストです。入浴によって上がった深部体温が90分かけて元の温度に下がっていきます。
90分はあくまで目安です。60分でも50分でも試してみて自分に合う時間を見つけていきましょう。
2,食事を意識する
食べ物を消化する働きは体内時計にもとづいた生活リズムが関係しているため、夜勤明けの食事は特に注意が必要です。
ただでさえ生活リズムが夜型になると免疫力は低下し、消化器官が影響を受けやすいです。なので余計に消化のしやすいものを中心としたメニューが大切になってきます。
夜勤明けのリラックスできる過ごし方を見つける
1,マッサージに行く
普段から夜勤をやっている方は身体への負担が思っている以上に大きいです。なので夜勤明けにマッサージに行き、肩や腰のコリをほぐしてもらうといいでしょう。
・リラックス効果
・疲労回復
・血液やリンパの流れを促進する
・細胞修復効果
・自立神経のバランスを整える
・ストレスホルモンの減少
・免疫力アップ
これらの効果が良質な睡眠に繋がります。
2,岩盤浴に行く
岩盤浴には疲労回復や血行促進、さらにはストレス発散など効果があります。じっくりと身体を温め発汗できるので健康にいいとされているんです。
①岩盤浴で大事になるのがしっかりと発汗することです。そのためには入浴前にちゃんと水分補給をおこない脱水を防ぎましょう。
②しっかりと汗をかくためには身体を温めておくことが大切です。シャワーをよく浴びてポカポカと温まるほどにしておきましょう。
③岩盤の上にタオルをひいてまずはうつ伏せ、そのあとはあお向けを5分~10分程度繰り返します。そうすることによって汗をしっかりとかくことができ、全身からのデトックス効果を実感することができるでしょう。
睡眠の環境を整える
1,寝室をできるだけ暗くする
寝れない原因が身体の不調以外にも、環境の問題があります。そのなかでも日中の明るい光は大きな原因のひとつです。
2,音を遮断する
昼間に寝なくてはいけない夜勤は、光の他にも音による睡眠への妨害があります。多くの人は昼間に行動しているので、その生活音が寝れないところに拍車をかけてくるんです。
そんな時は耳栓やイヤフォンをするのが効果的です。最近の耳栓は遮断性に優れているだけではなく、温め機能がついているものがでています。耳周辺には自律神経の副交感神経の繊維が密集しているため、温めることでリラックス効果があるんです。
イヤフォンでリラックスできる音楽を聴きながら眠るのも効果的です。イヤフォンはものによって外部からの音を遮断するノイズキャンセリング機能がついているので音を遮断するにはピッタリです。
音源もユーチューブは無料ですし、アマゾンミュージックなどのサブスクを使えば数多くのリラックスミュージックを聴くことができます。
まとめ
・そもそも夜勤明けに寝れない理由
・37度~40度くらいのぬるめのお湯につかる
・消化にいいものを食べる
・マッサージで自律神経を整える
・岩盤浴で身体をじっくり発汗する
・遮光カーテンで光を遮断する
・耳栓で生活音をシャットアウト
他にも寝れない時の対策はたくさんありますが、これらは手軽にできて即効性が高いと思います。要は興奮した神経を落ち着かせる(副交感神経優位)にすればいいんです。ひとつずつ試して安眠を手に入れましょう。