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夜勤は命を削る?!夜勤の健康被害リスクについて
夜勤が寿命と体に与える影響とは?
夜勤で寿命が縮む?…夜勤と寿命の関係について考えて見ました。
昼夜逆転の生活なんだから、少なからず体に影響はあるだろうと誰でも思うでしょう。では実際の所、どうなの?!
生活サイクル、生活リズムが狂う、夜勤明けはボーっとしてしまう…夜勤をやってる皆様はいつもこんな感じだと思われます。
だからこそ健康リスクについて考えてみようと書いてみました。
夜勤は通常の仕事と違い、通常の仕事プラス昼夜逆転、仕事内容によっては昼と夜の内容が違う方もいるでしょう。基本同じであればキツイ感じはしますよね😅
食事や睡眠方法、睡眠不足も不規則になるのは目に見えてるので、やらなくて良いならやりたくないのが本音です💦
調べてみたら、夜勤と寿命の関係で実に興味深いデータがありました。
夜勤が健康に及ぼすリスクと原因
- 昼夜逆転
- 不規則な睡眠時間
- 不規則な食事の時間
- 夜勤の出勤前に寝れない
- ストレスがたまる
などなど、自分が思う健康被害を上げてみました。皆様は如何でしょうか?
でもそういうシフトの仕事だし、これで給料を貰って生活が成り立っているので、何も言えないですが😅
夜勤と寿命に関する興味深い研究、統計データ
夜勤に関する統計を取ったり、研究をしてる方が居るんですねぇ~
フランスのヴィスナール教授という方の研究データなんですが、40年以上前の研究結果ですが、フランス政府の委託で行った研究結果だそうです。2万人以上の交代勤務の方のデータを追跡調査した結果…
「夜勤は寿命を10年縮める」
そう言った研究結果が出ました😅
看護師さんの夜勤の方の統計データ
「夜勤の看護師さんは寿命が短い」と言われます。
何も根拠が無かった様に言われてましたが、近年はそうでも無くなってきた様です。
サカーディアンリズム(体内時計)に逆らう夜勤はやっぱり体調不良を起こします😅
厚生労働省の「平成13年労働環境調査」、これによると
「体調の変化を感じた:36.1%」
となっています。かかった病気は
- 胃腸病
- 高血圧疾患
- 睡眠障害
のようです。
デンマークの看護協会の看護師を対象にした研究データでは
「乳がんのリスクが通常勤務と比較して、1.5倍から2.6倍も高い」
そしてこのリスクは「勤務時間が長い程確率が高くなっていく」そうです(゜Д゜;)
夜勤の影響は女性であろうが、男性であろうがリスクは同じなんでしょうね😅
京都府立医科大学のマウスの昼夜逆転の実験
京都府立医科大学の研究チームがマウスで昼夜逆転の実験を行いました。
体内時計の乱れにより、睡眠障害のリスクがあることは知られてましたが、長期的に影響を調べ証明されたデータが出たそうです。
シフトがキツイとリスクが大きい
実験は、明るい時間帯を7日ごとに8時間ずつ後ろにずらしていく「ゆるいシフト」と、4日ごとに8時間ずつ前倒しする「きついシフト」の2つの環境下で、1年9カ月かけてマウスを育てるというものです。実験の結果、「ゆるいシフト」だと体内時計の乱れは軽微でしたが、「きついシフト」ではマウスが変化に適応できず、行動リズムが乱れたそうです。死亡率に関しても「きついシフト」の方が4.26倍高いと推定されています。また、死んだマウスの67%で白血球の増加など、炎症反応が確認されたとのこと。
この話、シフト勤務の仕事の方に関連してくるのではないでしょうか。シフト勤務といえば看護師、介護士、消防士、警備員、24時間営業店のスタッフなどが代表的ですが、最近は特に医療や福祉の需要が高いこともあり、この形態で働く方も増えているように思われます。
夜勤と寿命の関係、まとめ
夜勤の体調不良や寿命の関係は、やっぱり生活サイクルの変化、健康リスクですね😅
厚生労働省の統計では、36%の方が体調不良や異常を感じてます。
さらに看護師さんのデータでは乳がんリスクが2倍近い…と影響がないわけではないと思えませんね😅
先ほどの京都府立医科大学のマウスの昼夜サイクルの違いの寿命データを見るとなんかヤバイ感じがありますねぇ~
こんな話は正直書きたくは無いですが、調べてみるとけっこうキツイなと、寿命が縮まるのも解る気がします…